対応だけで勝とうとすると死ぬほど勝てない
リュウ使ってると、ついつい相手に完璧に対応して勝とうとしてしまう。
それはつまり、
波動拳を主軸に相手を動かし、
飛んできたら落とす。
前に詰めてきたら起き技でいなす。
で、
自分は前跳びはせず、
ジリジリと地上で戦う。
まるでストⅣウメハラリュウのような、理想的で甘えのない戦い方。
でも、
僕みたいな初心者がこんな戦い方しても、
まるで勝てっこないことに気づいた。
その理由として、僕にウメハラのような弾撃ち・対応スキルがないというのは当然として、
もっとシンプルに、
「相手の弱点を突けてない」ことがあるのかなと。
例えば僕が苦手なかりんは、
exゲージが無ければ無敵対空技を持たない。
通常対空技はあるっぽいけど、
距離によっては安定してこちらの跳びを落とすことは難しいはず。
このことは、明らかにかりんの弱点だ。
的確にこれを突ければ、勝率は上がるはず。
なのに、
僕は謎の美学を発揮して
「リュウで飛ぶはないっしょ^ ^」
といったスタンスで戦っていた。
ある意味、上級者ぶってると言うか、
驕った戦い方だと思う。
僕は上級者ぶって、自分でも気づかないうちに自分に制約を課して戦っていた。
「こんな相手、飛ばないで勝ってやるよ」
「俺は勝ち負けになんかこだわらず、自分の理想のプレイをするんだよ」
そんな感情を持ってたのかもしれない。
それで勝てなくてイラついてたんじゃ、
なんてしょーもない奴だ、と自分で思う。
僕は初心者なのだ。ドヘタクソなのだ。
そのことをもっと自覚して取り組むべきなのだと感じる。
初心に帰る必要がある。
ストⅣを始めた頃は、
何がなんでもいいから、グチャグチャやって勝って、無邪気に喜んでいたように思う。
飛んで、パナして、投げて、起き攻めで気持ちよくなったりして。
そこには「勝ち負けにこだわらない」なんて理想論は微塵もない。
ただ勝つのが楽しくて、ひたすら戦ってた。
それで気づいたら、ちょっとずつ上手くなってた。
やっぱ格ゲーは勝てなきゃ楽しくないわ。
んで、
楽しくなかったら続かない。続かなかったら終わりだ。
だから、跳びは甘えとか言ってカッコつけてんじゃなくて、
跳びまくっても、パナしまくっても、そんな初心者丸出しの滑稽な動きでもいいから、何が何でも勝ちを目指すんだよ!
ということを肝に命じて、明日からまたやっていくことにした。
お疲れっした!